INTERVIEW
「ウェルネス」って何なんだ? ハンモックヨガインストラクターのGoshi先生に聞いてみた!
こんにちは! dōzoライターのヒナコです。
東京で過ごす初めての夏。私は最近日傘を買いました。太陽も雨も両方凌げるタイプの。
夏っぽいことがしたい。どこか遠くにも行きたい。あちこちで蜃気楼を見つけるたび、そう思います。
何をするにも、心と体の健康が必要不可欠。今日はそんな、ウェルネスのお話。
dōzoにも「ゆるゆるウェルネス入門」というギフトがありますが、そもそも、ウェルネスって一体何なのか?どんなことから始めればいいのか?
今回はdōzo編集部・アキヤマと、dōzoライター・ヒナコが、ゲストにAntiGravity®︎ FitnessインストラクターのGoshi先生をお迎えしてウェルネスについて伺ってみました。ゆるゆると、みんなで考えてみるウェルネスの世界。
↑左がGoshi先生、右がdōzoアキヤマ
Goshi先生の、意外な「好きなモノ」
アキヤマ:Goshi先生は、私が普段から通ってるハンモックヨガの先生なんです。受けているのは、ハンモックを使って心と体をほぐしていくクラス。リラックスできたら、そのまま眠ってしまってOK!と肩肘張らないレッスンなので続けられています。
毎日たくさんの方をゆるゆる〜にしているGoshi先生に心も体もリラックスして健やかでいられる秘訣を聞いてみたいと思い、今回お声がけさせていただきました。Goshi先生、どうぞよろしくお願いします〜!
Goshi:こんにちは~Goshiです! ちゃんと良いこと話せるか分からないけど(笑)、よろしくお願いします!
ヒナコ:dōzoライターのヒナコです、よろしくお願いします!
早速ですが、まずはGoshi先生の普段の生活についてお聞かせください。インストラクターの方って食生活や睡眠などにもこだわっているのかな、という印象を勝手に抱いているのですが、実際はどうなんでしょうか?
Goshi:全然そんなことないですよ〜! お酒も大好きですし、家系ラーメンもよく食べに行きます(笑)。 お酒もラーメンも大好きだからこそ、健康な体を保ちたい、と思うんです。
アキヤマ:Goshi先生、家系が好きなんですね!私も大好きです。 たしかに、ずっと食べ続けられるために健康でいなきゃな~。
Goshi:睡眠時間もあんまり定まってないんです。レッスンの時間帯や場所によって、どうしても帰ってくる時間が22~24時くらいになっちゃう日もあって。
ヒナコ:お仕事終わりの時間は、いつもどんな感じで過ごしているんですか?
Goshi:家に帰ってきてまず最初にするのは…YouTubeをつけます! お酒を飲みながら動画観てダラダラする時間を過ごすことで、やっと自分のなかのスイッチがオフになるんです。深夜まで友達とゲームする日もありますよ。
ヒナコ:深夜までゲーム! ちょっと意外でした。 たしかに自分をオフにする時間、大事ですね。ちなみに朝はすっきり起きられるタイプですか?
Goshi:朝はギリギリまで寝ていたいタイプ(笑)。でも、生徒さんと約束してる日々のレッスンでは絶対に遅刻できないので、3つのアラームを時間をずらしてかけてます。最後の3つめはラスボス的な大きさの音を出すアラームなので「近所の方にご迷惑になるから、それが鳴る前には起きなきゃ!」という気持ちで起きれます(笑)。
3つアラームを置いてるもうひとつの理由として「朝すぐに起きれない自分だめだ〜」と毎朝ヘコむんじゃなくて「3つめのアラームが鳴る前には起きれたから、今日、悪くないじゃん!」ってポジティブな気持ちでベッドから出れるように、という心がけでもあります。
AntiGravity®︎が、完璧主義者から変わるきっかけに
ヒナコ:Goshi先生も朝ギリギリまで寝てるんですね。なんだかとても親近感が湧きました…! どんなきっかけで今の仕事をすることにしたんですか?
Goshi:元々は声を使ったお仕事をしたいと思っていて、学生時代は声優養成所に通ったり、舞台に出たりしていました。踊ることも大好きで、ダンスサークルにも所属してました。
アキヤマ:Goshi先生のレッスン、すごく聞き取りやすい声で教えてもらえるんです。リラックスしながら、声が自然と耳に入ってくるような感覚で、心地良いというか。今その理由がわかった気がしました。
Goshi:そう言ってもらえて嬉しいです!
今の仕事を始めたのは、高校の先輩からのお誘いがきっかけでした。
そもそも、僕が今やっている「AntiGravity®︎ Fitness」というのは、ハンモックを使った反重力フィットネスで、ニューヨークで1991年に誕生しました。
そのAntiGravity®︎が日本に上陸する時、たまたま高校のダンス部の先輩が立ち上げメンバーをやっていて。新しいクラスのオープニングスタッフに誘われて、「楽しそう!行きたい!」と二つ返事で行ってみたのを覚えています。初めてハンモックに乗ってAntiGravity®を体験した時、宙に浮くような不思議な感覚でとっても楽しいのと同時に、自分の心と体が整っていくように感じました。
その魅力に惹かれてインストラクターになるための準備をしていく過程で、AntiGravity®創設者であるクリストファー・ハリソンさんの「重力と反重力、ネガティブとポジティブ、朝と夜、吸って・吐いて…など、日常のいろいろな正反対の力を“どちらか”ではなく“どちらも”受け入れる(※Goshi先生の意訳)」 「Perfect is not sexy(完璧なんてセクシーじゃない!)」という考えも、だんだんと腑に落ちてくるようになったんです。
Goshi:ハンモックを使ったヨガって、なんとなくアクロバティックで激しいイメージがあるかもしれませんが、トレーニングだけじゃなくてヨガやストレッチ、マッサージの要素もあります。その日の自分の気持ちや体調を受け入れながら、自分らしく楽しむことができる。それがAntiGravity®のベースになっている考えで、魅力でもあるんです。
舞台やダンスに打ち込んでいた時の自分は、まさに、とことん上を目指す完璧主義者でした。自分で自分を追い込むことに苦しんでいたこともありました。
「もっと上へ、上へ」と高みを目指すことも大切なことかもしれないけれど、それ以上に、今の自分を受けとめて、最大限楽しむことに意識を向けることができるようになりました。前よりも断然生きやすくなったと思います。
「今はこれがちょうどいいや」 「ちょっとイイ♪」を見つけるだけ
ヒナコ:最後に質問させてください。Goshi先生にとってズバリ、ウェルネスとは?
Goshi:この取材がきっかけで、自分のなかでもう一度考えてみました。体にいいもの、心にいい習慣などがたくさんありますが、結局は、万人に合う処方箋はありません。
それぞれ、自分が選んだちょっと楽しい!とか、ちょっといい気持ちになれることをすれば、まずはそれで十分だと思うんです。他人にとってではなく、自分にとってちょうどいいポイントを探せるかが重要です。
自分がいい気持ちになれた出来事を覚えておくと、あとあと役に立つことがあります。『あのメンバーの飲み会楽しかったな』とか、『ちょっと長く寝れた日、一日良い感じに過ごせたな』とか。
落ち込んでしまった時があっても、どんなことをしたら回復できるか、そういった出来事から、今の気分でしたいことをチョイスすればいいだけ。ほんの些細なことで、いいんです。音楽を聞くとか、美味しいものを食べに行くとか。自分にとって良いこと、それがウェルネスなんだと思います。
Goshi先生に、dōzoの商品を使ってもらいました
ゆるっとウェルネスを楽しむためのdōzoのギフト「#119 ゆるゆるウェルネス入門」を、Goshi先生に実際に使ってもらいました!
■マッチャイプロテイン(写真右奥)
しっかりとした抹茶の風味を楽しめるだけでなく、5種類のスパイスが加えおいしさを追及したプロテイン
Goshi:すごく美味しかったです。普通プロテインってシェーカーに入れて振らないと粉っぽさがなくならないことが多いけど、これはコップに入れてスプーンでかき混ぜるだけで美味しく飲めるところもよかったです。もちろん味も美味しいので、変にプロテインだからといって構えることなく、いつもの飲み物にレパートリーが増える感覚で飲めそう。
■NAGAE+ コリネット アイル(写真手前)
ツボを押したりマッサージをしたり、全身に使えるセルフケアツール
Goshi:ちょうど昨日まで出張だったので、持っていって使ってみました。持ち方を変えていろいろな使い方ができるのが楽しいですね。お風呂上がりにスキンケアをしながら使ったりもできそうですし、おしゃれな見た目なので、洗面所にそのまま置いておきたくなります。すごくお手軽にセルフケアができるアイテムだなと思います。
■GOOD CACAOのクラフトシロップセット(写真左)
コーラナッツの代わりにオリジナルカカオを使用したクラフトコーラと、国産生姜に瀬戸内レモンとカカオをブレンドした優しい甘さのジンジャーシロップのセット。
Goshi:クラフトコーラは元々大好き! GOOD CACAOのクラフトシロップセットもスパイス感がしっかりあって美味しかったです。名前にCACAOとあるけど、いわゆるチョコみたいな甘みはなくて飲みやすいですね。お酒と一緒に割って飲んでもおいしそう...
アキヤマ:家に帰ったらこれ飲めると思うと、一日がんばれるみたいな感じで、冷蔵庫に入れておきたいですよね。
Goshi・ヒナコ:分かる〜(笑)
>> 『#119 ゆるゆるウェルネス入門』はこちら
自分の好きなものをとことん楽しむGoshi先生。取材後にお見送りする際に見つけた、Goshi先生のリュックに付いている家系ラーメンのキーホルダー。私も唐突に家系ラーメンが食べたくなりました。
勉強や仕事が捗らない日だって、家事を手抜きしてしまったときだって、いつだって責めるのではなく、自分にとって良いことを選ぶ、ごきげんな私でいたい。何よりも、自分がごきげんになれる食べものや習慣を探す時間は、結構楽しい。
Goshi先生と会話していて「dōzoを誰かにプレゼントするだけではなく、自分のご褒美に買っても良いかも」という話にもなりました。
周りの大切なひとにギフトを贈るのと同じくらい、誰よりも一番近くにいる自分を大切にする。
そんな考え方にも、ウェルネスのエッセンスが込められている気がしました。